GoogleのHTTP(SSL)化推進が本格的に動き出します。
ウェブサイトの常時SSL化を本気で考える時期がきました。
ChromeでHTTPサイトへの警告表示を1月から開始
Googleは、2017年1月から、ログインやクレジットカード番号の入力を含むウェブページが、HTTPS(SSL)による暗号化通信をしていない場合、安全ではない(Not Secure)という警告を表示するようになります。
この仕様は1月公開予定のChromeのバージョン56からサポートされます。
「Chrome」でHTTP接続サイトへの警告表示、1月に開始へ
GoogleのHTTPS化推進が本格始動する
Googleは以前から、安全ではないHTTPサイトを区別するという長期計画を発表しており、今回のChromeの仕様変更はその第一歩になります。
2015年には、HTTPSページが優先的にインデックスに登録されるという発表もしています。
HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります
HTTPS化は、Googleのそのウェブサイトへの評価も左右することなので、非常に重要な事項です。
Yahoo! JAPANの常時SSL化も、2017年3月には完了する予定ですし、ウェブサイトは常時SSL化したHTTPSサイトが標準、という時代になるのは間違いないでしょう。
ウェブサイトは常時SSLが標準になる | 3061.jp @FUJIDENKI
HTTPS(SSL)化のタイミングは?
既存のウェブサイトをHTTPS化するのは大変な作業になります。
規模が大きければ大きいだけ大変です。
HTTPS化の一番いいタイミングは、ウェブサイトのリニューアル時です。
コンテンツやデザイン、仕様の見直しで、ウェブサイトをリニューアルする際に、HTTPS化も合わせて行えば、一番スムーズにHTTPS化できます。
ウェブサイトリニューアル時に抑えておきたい 7つのこと | 3061.jp @FUJIDENKI
もちろん、新規でウェブサイトを立ち上げる際は、最初からHTTPS化で制作することです。
ウェブ担当者さん、ウェブサイトオーナーさんは、常時SSL化(HTTPS化)について、検討していくことをおすすめします。
常時SSL化(HTTPS化)サイト前提で制作しています
3061.jp では、2016年春以降に制作・リニューアルするサイトでは、常時SSL化サイトにすることを前提で提案しています。
自社サイトも2016年春にすべて常時SSL化しております。
現在制作中のウェブサイトは、当初の計画を変更し、常時SSL化サイトで再設計し制作を進めています。