mixhostというレンタルサーバーでWordPressサイトを構築する機会があり、当然のことながらHTTPS化サイトなわけで、恒例の301リダイレクト設定をしたので、その情報をまとめてみます。
mixhostはSSL自動設定のレンタルサーバー
一般的なレンタルサーバーではHTTPS化のためのSSL証明書の設定はオプションであり、無料のものでもユーザー側でドメイン単位でSSLの設定しなければなりません。
しかし、mixhostはドメインを設定するだけで全自動でSSLの設定がされるようになっています。
実際に2つのドメイン、ひとつは他サーバーからの移転、もうひとつは新規取得で設定を行いましたが、SSLを設定する必要はなく、ネームサーバーに設定が反映された時点でHTTPS化サイトになっていました。
HTTPS化サイトが標準という今の時代、これは楽でいいですね。
・・・いずれどのレンタルサーバーもこのようになるのかもしれません。
HTTP→HTTPSのリダイレクト設定は必要
SSL自動設定のmixhostでも、http://〜 でアクセスした際に https://〜 にリダイレクトしてくれる設定は自動ではありません。
mixhostで http://〜 から https://〜 にリダイレクトする方法は3つの方法が用意されています。
- Really Simple SSL プラグイン(WordPressのプラグイン)を使用する
※WordPressサイトの場合- cPanel(mixhostのコントロールパネル)のリダイレクト機能を利用する
- .htaccessを編集する
.htaccessを編集する方法
どの方法でもいいのですが、どのレンタルサーバーでもやっている.htaccessを編集するのが一番無難ですので、この方法で行います。
WordPressインストール後の .htaccess は下記のようになっています。
ここに、http://〜 でアクセスした際に https://〜 にリダイレクトしてくれるため、下記の記述を加えます。
上記を既存の記述の前に書き加えます。
※後に書き加えても動作しません。
書き加えた .htaccess は、下記のようになります。
このファイルを元あったところに上書きアップロードすればOK。
サクッとリダイレクトしてくれるようになります。
HTTPS化の後は301リダイレクト設定を忘れずに!
http://〜 と https://〜 のサイトは別サイトとみなされるので、HTTPS化してもリダイレクトの設定をしていないと http://〜 のサイトを表示してしまいます。
HTTPS化した際は、リダイレクトの設定も忘れずに行うようにしましょう。
mixhostについて
mixhostは高速なピュアSSD RAID 10のハイスペックサーバーでWordPressの高速化にも対応、14日間の自動バックアップ、無料独自SSL証明書、稼働率99.99%など、安心して利用できる高性能サーバーが月額880円からというレンタルサーバーです。
アダルト利用も可※ という珍しいレンタルサーバーでもあります。
※合法なコンテンツに限る