Apple社のブラウザ Safari が、HTTPサイトに対し、安全ではありません を表示する仕様になっています。

 

iPhoneでHTTPサイトを見ると「安全ではありません」の表示が出る

SafariがHTTPサイト(HTTPS化されていないサイト)に対し、「安全ではありません」という表示を出すような仕様になっています。

2019年5月25日時点でHTTPS化されていない 三春町のウェブサイトの例

 

SafariはMacやiPhone、iPadの標準ブラウザになっています。

スマートフォンやタブレットで圧倒的なシェアを持つiPhoneやiPadでウェブサイトを表示するのはSafariになるので、iPhone等のユーザーが非HTTPサイトを表示している間は常に「安全ではありません」の表示が消えないという事態になってしまいます。

 

お店や会社のイメージダウンに繋がる

ウェブサイトを表示すると、URLの前に「安全ではありません」という表示が出続けていたら、利用者はどう思うでしょう?

2019年5月25日時点でHTTPS化されていない みはる観光協会のウェブサイトの例

 

仕組みをわかっている人であれば「まだHTTPS化されていないんだな。」程度に見てくれますが、一般のユーザーにとっては「安全ではありません」という表示が出ていると不安を感じます。

インターネットのセキュリティへの関心が高くなっている昨今ですから、こういった表示に敏感なユーザーも増えています。
「あそこのサイトって 安全じゃない みたいだよ。」 と悪いイメージを持たれたり、口コミで広がってしまったりする可能性があります。

 

非HTTPSサイトは迅速な対策をおすすめします

SafariはMacでも同様に「安全ではありません」の表示を出しますし、Windows・Macで多くのシェアを持つChromeも「保護されていない」という表示を出す仕様になっています。

 

フリースポットなどの公衆無線LANの普及で、ウェブサイト利用時の通信の安全性も重要視されています。

ウェブサイトを訪れてくれたユーザーが安心して利用できる環境を提供するのはとても大切なことです。

まだHTTPS化していないサイトを運用されているサイトオーナーさん、担当者さんには、できるだけ迅速な対応をおすすめします。

 

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