Googleが2017年10月20日に発表したデータによると、日本国内の主なウェブサイトのHTTPS採用率は31%から55%にアップしたということです。

 

Yahoo!も楽天もアメブロも常時SSL化

2017年は国内主要サイトの常時SSL(HTTPS)化が一気に進んだ感があります。

Yahoo! JAPANは去年2017年3月までに全サービスで常時SSL化すると発表し実施しました。

さらに楽天も決済画面以降だったSSL化を全サイトに拡大し常時SSL化、無料ブログサービスでもアメブロが常時SSL化など、主要サイトが続々と常時SSL化を実施しています。

 

ユーザーの関心も高まる

ウェブサイトの常時SSL化については、一般的なユーザーにその意識が浸透し始めています。

ブログサービスのはてなブログの利用者の中には、いつまでも常時SSL化に対応しないサービスに不満を持ち、ブログサービスの引っ越しを検討するユーザーが増えていましたが、そんな影響からか、ついに9月25日に、段階的に常時SSL化することを発表しました。

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)の普及とともにその安全性に関する問題も広まり、スターバックスWi-Fiのように自ら

「at_STARBUCKS_Wi2」の無線LANは暗号化しておりませんので、秘匿性の高い情報を送受信する場合には、セキュリティを確保するSSLやインターネットVPNなどを用いて通信内容を保護することをお勧めします。

セキュリティ(at_STARBUCKS_Wi2)

と、勧告している例もあり、利用者側でもURLの鍵マークのあるサイト(https:// となっているサイト)は安全という認識は広まっています。

 

待ったなしの常時SSL化

Googleは自社のブラウザ Chromeでは近い将来、常時SSL化されていないサイトはすべて「保護されていない通信」と表示するようになると思われます。

Chrome 62のシークレットモードでは、すでに http:// はすべて「保護されていない通信」と表示されます。

Chrome の HTTP 接続におけるセキュリティ強化に向けて

 

常時SSL化への流れは予想以上に早く、2018年にはウェブサイトやブログは常時SSL化しているのが常識・・・というくらいの状況になるのではないかと思います。

大手レンタルサーバーもSSL証明書を安価に、また無料で利用できるサービスも提供しているので、導入しやすい環境も整ってきています。

まだ常時SSL化していないウェブサイトオーナーさん、担当者さんは、早急に常時SSL化を検討し、実施されることをおすすめします。

 

数字で見る 2017年のウェブサイト常時SSL化状況 | 3061.jp @FUJIDENKI

 

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