この春以降、ブログや他のSNSなど各種サービスとTwitterとの連携が難しくなっています。
Twitterとの連携機能が消える?
InstagramアプリにはTwitterの他、Tumblrなど他のSNSへの同時投稿機能があったのですが、いつの間にか運営会社が同じのFacebookだけに機能が縮小されてしまいました。
さらに、WordPress公式プラグインのJetpackからTwitter連携機能が削除されたり、各種サービスを連携する機能を提供するIFTTTでも無料プランではTwitter連携機能が利用不可になっています。(IFTTTの有料プランではTwitter連携機能も利用可。)
Twitter APIの有料化が原因
Twitter API(Application Programming Interface)は、Twitterが提供するサービスで、Twitterのデータにアクセスして他のサービスと連携したり、予約投稿を行うなど様々なことができるようになっています。
これまでは無料で提供されていたTwitter APIですが、この春から有料化されTwitter APIを利用するには、利用規模に応じたプランを契約し利用料を支払うことになりました。
これによって、Twitter APIを利用して提供していたサービスやアプリが、サービスやアプリを終了したり、有料プランのみ提供するという事態になっています。
直接的な影響は?
お店や会社のウェブサイトやブログ等の運用をされている方への影響は下記のようなものがあります。
- ウェブサイトのお知らせやブログの投稿をTwitterに自動投稿していた(IFTTTやJetpackを利用)
- FacebookページとTwitterを連携して自動投稿していた(IFTTTなどを利用)
- InstagramアプリでTwitter連携投稿をしていた
JetpackやInstagramアプリではTwitter連携機能はなくなってしまったので利用しようがありません。
IFTTTは有料プラン(月額2.5ドル)を利用すればTwitter連携機能を利用可能です。
運用方法の再検討を
Twitterの連携機能を利用したければ、IFTTTの有料プランを契約するのがおすすめです。
ブログ等のRSSとTwitterの連携、InstagramからTwitterへの連携投稿など、一般的なサイト運用でやりたい連携はほぼカバーできるはずです。
フジデンキではIFTTTの有料プランを使って設定していたため、今回の事態でも何ら問題なく利用できています。
連携投稿などをどの程度活用するのか、そもそもどのSNSをどの程度活用するか、運用方法を改めて検討してみることが必要ではないかと思います。