オウンドメディアを長続きさせるためには、効率よく運営するための仕組みをつくることが大切です。
オウンドメディアは長期戦
オウンドメディア(ブログやSNSなど自社運営のコンテンツ全般)は即効性は出にくく、長期に渡って運営していくことで効果を得られるメディアです。
メディアの立ち上げ時は盛り上がっているためこまめな更新、情報発信ができますが、徐々に盛り上がりも収まり、期待ほど成果を上げることもできず、更新が途絶えがちになるパターンが多いです。
長期戦のオウンドメディアを運営していくには、長続きさせるための仕組みを作ることが大切です。
では、どんなことに気をつけて仕組みをつくればいいのか?
今回はその仕組みづくりについてのお話です。
オウンドメディアを長続きさせる仕組みづくり
役割を明確にする
複数のスタッフで運営する際は、役割分担を決めます。
「誰が」「いつ」「何をやるか」が決められていないと、ネタがあっても記事ができないという事態になってしまいます。
2人以上で運営する場合は、「誰が」「いつ」「何をやるか」を明確にしておきましょう。
ひとりで運営を行う場合もオーナーさん許可をもらうなどの手間も発生しますので、そのあたりの流れもきちんと決めておきましょう。
連絡手段を決める
複数のスタッフで運営する、記事の公開に際してオーナーさんの許可をもらうといったことがある場合は、連絡手段を決めておきます。
データの共有なども想定し、GoogleチャットやChatWork、Slackなどを使うのがおすすめです。
特にGoogleチャットはGmailをお持ちの方はすぐ利用できますし、Googleドライブを利用したデータ共有やGoogleカレンダーを利用したスケジュール共有などにも使えるのでおすすめです。
データの保存方法を統一する
オウンドメディアのコンテンツに使う写真や下書きなどのデータの保存方法を決めておきます。
例えば、記事単位でフォルダを作り写真等の素材や下書きを保存すれば管理しやすいです。
さらにGoogleドライブなどのクラウドストレージに置くようにすれば、複数スタッフでの共有やバックアップにもなります。
ネタ帳を作る
記事や投稿のネタになりそうなアイディアや素材を集めて管理できる場所を作ります。
フォルダでもいいですが、NotionやGoogleドキュメントなどのツールを使うことで管理がしやすくなります。
計画を立てて管理する
長期に渡って運営するには計画性も大事なポイントです。
1年を通して季節ごとにどんな記事を公開していくのかを計画し、それをもとに1,2ヶ月単位で編集日程を決めるなどができるのが理想です。
編集計画にはエディトリアルカレンダーと呼ばれるものを使いますが、年間計画にはExcelやGoogleスプレッドシートを使うのがおすすめです。
1,2ヶ月の編集計画はNotionやAsanaなどでカンバン方式のツールを利用するのがいいでしょう。
下書きのツール
記事や投稿の下書きをするのはGoogleドキュメントやNotionがおすすめです。
クラウドに置くことで共有もできますし、スマホやタブレットでもデータを扱うことができるので隙間時間に下書きを書き進めることもできます。
継続は力なり
オウンドメディアは一見派手に見えますが、その運営は地味な作業の積み重ねです。
この作業に挫折して放置されるメディアは数知れず・・・。
そうならないためには、長期的な視野を持って計画を立て、それを効率よく実行するための仕組みを作っておくことが大切です。
フジデンキでも何度か挫折しながら今の運用スタイルができ、継続的な情報発信を行うことができています。
言い古された言葉ですが、継続は力なり。
オウンドメディアの運営もまさにこれです!