プログラムの知識や専用ソフトがなくともウェブサイトを作ることができる時代になっていますが、その中の情勢は少しずつ変化しているようです。
WordPressのシェアが減少を始めた?
「2022年4月からWordPressのシェアが減少を始めた」というニュースがありました。
上記の記事は海外のものですが、その内容ではWordPressより簡単にサイトを構築でき、SEO面でも手間をかけずに作用するサービスが伸びていることが要因とのことです。
WordPressはテーマやプラグインなどで自由度は高いですが、サーバーへのインストールや管理も含め、知識も必要ですし手間もかかります。
その点、システム毎提供しているサービスはそのサービスの使い方さえ覚えておけば、サーバーの管理も不要ですしSEO対策もサービス自体が行っているのでユーザー側の手間はかかりません。
まだ大きな変化はありませんが、今後サイト作成・運用のやり方は変わってくる可能性があります。
WordPress以外の選択肢とは?
WordPressのようにサイトを構築し運用できるサービスは多々ありますが、高品質で安定したサービスでは下記のものがあります。
無料で使えるサービスもありますが、独自ドメインを使って運用する場合は有料のプランになります。
どちらがいいのか?
WordPressの場合は自分でレンタルサーバーを契約しインストールして利用します。
テーマやプラグインなどが豊富でデザインや機能追加の自由度が高く、様々なサービスとの連携機能も充実しています。
反面、アップデートなどのメンテナンスを怠るとセキュリティ面で危険性が高まるなどのリスクもあります。
STUDIOやSquarespaceなどは、そのサービスが提供するサーバーを使うのでレンタルサーバーを契約したり、プログラムをインストールしたりといった手間はありませんし、メンテナンスの必要もありません。
反面、それぞれのサービスが提供する範囲でのカスタマイズになるので、自由度はやや低くなります。
またブログ的に運用するには向かないサービスもあるので、サイト運用の手法によっては、他のサービスと併用しながら使っていく必要があります。
やってはいけないこと
WixやSTUDIOなど無料で利用できるサービスもありますが、無料プランの場合は広告やそのサービスへ誘導する表示が出て消すことがでません。
お店や会社のサイトに無関係の広告やサービスの表示が出ると大幅なイメージダウンになるので、絶対にやってはいけません。
一時的なキャンペーンサイトならともかく、メインサイトをこうしたサービスの無料プランで作ることはやめましょう。
まとめ
現在WordPressでサイトを運用されている方は、そのまま運用を続けるのがいいです。
ただ、この世界は変化が早いのでこうした情報は常にチェックしておくことをおすすめします。ウェブサイトは数年経てばリニューアルも検討することになるので、その時には状況が変わっている可能性もあります。
WordPress以外のサービスを利用検討する際は、何ができるのかをよく把握して導入するようにしましょう。
気になるサービスはキャンペーンサイトやランディングページで使ってみて、そのサービスの感触を掴むのもいいですね。