Mozilla Foundationが開発するブラウザ Firefoxの最新版 Firefox 52が公開されました。
Firefox 52では、非SSL化(非HTTPS)ページである入力項目に入力しようとすると、警告のポップアップが表示されます。
SSL化されていないページでデータを送るのは危険 という認識へ
Firefox 52で、SSL化(非HTTPS)されていないページに入力項目があると、そのページを表示しただけで
この接続は安全ではありません。ここに入力した情報は漏洩する可能性があります。
というメッセージがポップアップ表示されます。
SSL化されていないページで入力し送信されたデータは暗号化されず、平文のまま送信されるので、盗聴等の行為で送信内容が漏洩する恐れがあるので、その警告表示です。
ちなみにGoogle Chromeの場合は、下記のように 保護されていない通信 という表示が出ます。
次期ChromeではHTTPサイトに警告めいた表示を出すようになる | 3061.jp @FUJIDENKI
ウェブサイトの常時SSL化は必須の時代になった
これまではオンラインショップの決済ページや、会員登録ページなど一部のページをSSL化するスタイルでしたが、最近はウェブサイト全ページをSSL化する 常時SSL化 への移行が進んでいます。
特に2016年は急速に常時SSL化が進みましたが、今年はさらに拍車がかかりそうです。
ウェブサイトは常時SSLが標準になる | 3061.jp @FUJIDENKI
自前でオンラインショップを立ち上げていなくても、問い合わせフォームや資料請求フォームなどを設置しているウェブサイトも多いです。
ウェブサイトを利用するお客様が、安心して利用できるよう、通信内容を暗号化する常時SSL化は、もはやウェブサイトの標準規格になっています。
常時SSL化をされていないウェブサイトのオーナーさん、担当者さんは、自社サイトの常時SSL化に向けて検討していきましょう。