Twitterは規約に違反するとペナルティが与えられ、最悪の場合アカウントが凍結されてしまいますが、軽いペナルティではシャドウバンと呼ばれるものがあります。
今回はTwitterのシャドウバンについてのお話です。

シャドウバンとは?

Twitterの運営側が不適切な行為やツイートを行ったユーザーに与える 一時的に受ける見えないペナルティ がシャドウバンです。
バン=BAN は「禁止する」という意味を持ち、アカウントが停止されることを アカバン(垢バン)と表現するのですが、シャドウバンはアカウントは停止されずツイートもできるけれど、相手から見えない状態にされていることを指します。

 

シャドウバンになるとどうなる?

あるお客様から最近Twitterの反応が悪いんだけど・・・と相談があり調べてみると、まさにシャドウバン状態でした。

  • ツイートしてもフォロワーのタイムラインに表示されない
  • 投稿に使用したハッシュタグを追ってもツイートが表示されない

という状態なので、いくらツイートしても相手からは見えないので当然反応はなくなるわけです。
アカウントは停止されず、ツイートもできるので気がつきにくいのでやっかいなペナルティですね。

シャドウバンの内容

シャドウバンの内容には以下の4種類があります。

  1. Search Suggestion Ban(サーチサジェッションバン)・・・検索表示の優先順位が下げられる(ペナルティ程度:軽)
  2. Search Ban(サーチバン)・・・検索で表示されない(ペナルティ程度:重)
  3. Ghost Ban(ゴーストバン)・・・リプライが第三者から見えない(ペナルティ程度:重)
  4. Reply Deboosting(リプライデブースティング)・・・リプライが さらに返信を表示する に隠される(ペナルティ程度:軽)

シャドウバンを受けているかどうかをチェックするウェブサイトがあるので、アカウント名を入力して調べることができます。

Shadow Ban Checker

Shadow Ban Checkerでチェックした正常なアカウントの結果

シャドウバンされているアカウントの表示結果例

 

シャドウバンの解除方法

万が一シャドウバンされていることがわかったら速やかに解除してもらうための手続きをしましょう。
シャドウバンの解除方法は2つあります。

Twitterの設定変更

パソコンのブラウザでTwitterアカウントでログインし左側のメニューから
[もっと見る]ー[設定とプライバシー]ー[プライバシーと安全]ー[広告の環境設定]ー[興味関心]
と進んで興味関心を開き、興味関心のチェックをすべて外します。

長年使っているアカウントだと興味関心の項目が多く、一気にチェックを外すことができないことがあります。(アクセスが集中しているので・・・と出て一気にできないことがあります。)
この場合は、時間をおいて少しずつチェックを外します。

チェックを外したらツイートやいいね、リプライやリツイート等を一切せずに数日待ちます。
この間、Shadow Ban Checker で、時々チェックしてみましょう。
フジデンキの経験では24時間程度でシャドウバンが解除されました。
通常は1〜3日程度で解除されるようですが、長い場合は1週間程度かかる場合もあるようです。
この間にツイートやリプライなどをしてしまうと期間が長くなるので、解除されるまでは一切のアクションをしないようにしましょう。

Twitterヘルプセンターに解除申請をする

上記の作業をしても解除されない場合は、現在の状況を説明を添えてヘルプセンターに解除申請をします。

Twitterヘルプセンター

ヘルプセンターの仕様は時々変わるのでお問い合せから確認してください。

 

シャドウバン対策

シャドウバンされる要因

シャドウバンされる要因は主にかきのような行為があります。

  • 内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する。
  • 特定のトレンドトピックやハッシュタグ(#記号の付いたキーワード)を乱用する。
  • ツイートや返信の送信を自動化する。
  • ボットやアプリケーションを使って特定のキーワードで構成された似たような文章を投稿する。
  • 複数のアカウントで同じような文章を投稿する。
  • フォローとフォロー解除を過剰に行う。

Twitter 一部のコンテンツがTwitter検索で表示されない理由 より引用

投稿の際はここに注意

ツイートする際は下記の点に気をつけて行いましょう。

  • 外部リンクを張ったツイートは控えめにする
  • ハッシュタグを過剰に使わない
  • 同じ内容のツイートを連続で行わない

ブログの投稿をFeedを利用して自動投稿できる仕組みがありますが、ツイートがそれだけだと自動化に当てはまってしまい、シャドウバンの対象になる可能性があります。
自動投稿だけではなく通常のツイートも行うようにしましょう。

また、長年運用してるアカウント(オールドアカウント)はシャドウバンやロック、凍結の対象になりにくいので、大切に使っていきましょう。

さらに運用しているアカウントの品質を上げる(信頼度を高める)ことも重要です。
アカウントの品質は下記の点で判断されます。

  • メールアドレス認証
  • 電話番号認証
  • 2段階認証(2FA)
  • 作成からの日数経過(運用歴)
  • フォロワー数
  • プロフィール内容
  • オリジナルのアイコン、ヘッダー画像

 

まとめ

アカウントの品質を向上させ、規約違反にならないようなツイートを心がけることがポイントです。
Twitterは拡散力が高いSNSなので、ぜひきちんと運用して効果的な活用ができるようにしましょう。

時々シャドウバンチェックをしてシャドウバンされていないかを確認することもお忘れなく!

Shadow Ban Checker

 

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