WordPress 5.0から標準のエディタとして搭載されたGutenbergですが、その評判や普及は今ひとつで、導入を控える例も多いです。

果たしてGutenbergの実力はいかに?

 

Gutenbergとは?

Gutenberg(グーテンベルク)は、WordPress 5.0から標準のエディタとして搭載されました。
その名は活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルクからきています。

これまでのエディタはClassic Editor(クラシックエディタ)と呼ばれるもので、ワープロのような感覚で記事を作成するスタイルですが、グーテンベルクはブロック単位でコンテンツを作成し、それを組み合わせてひとつの記事にするブロックエディタです。

WordPress公式サイトのグーテンベルクの解説はこちら。

 

レイアウトの自由度が高い

ブロックエディタの大きな魅力はレイアウトの自由度が高い、という点です。

白紙のページを開き・・・

 

コンテンツに応じたブロックを配置し・・・

 

ブロック単位でコンテンツを作成しするというスタイル。
これまでのクラシックエディタでは難しかった複数のカラムで記事を構成することも簡単にできます。

 

ブロックは様々なコンテンツに対応するものがあり、それらを自由に組み合わせてひとつの記事、ページを作ることができます。

 

グーテンベルクの問題点

便利なグーテンベルクがなぜスムーズに普及しないのか?

既存ユーザーにとっては慣れているクラシックエディタの方が使いやすいという点があります。
高機能なブロックエディタ故に使い方を覚える必要もありますし、一新されたスタイルに戸惑いも感じます。

また、クラシックエディタのテキストモードでコードを使って精細なレイアウトをしていると、グーテンベルクではそれができない不満もあります。

現状ではクラシックエディタをプラグインとしてインストールし、従来通りの環境で記事を作成するスタイルが一般的です。

 

どちらを使っていくか?

クラシックエディタのプラグインは2021年末にサポートを終了すると発表しています。
これに関しては存続されるための動きもありますが、どうなっていくかは不透明です。

グーテンベルクを使う際に注意しなければならないのが、テーマがグーテンベルクに対応しているか? という点。
古いテーマやサポートが打ち切られたテーマ、独自の機能が多いテーマは、グーテンベルクに対応していない場合があるので注意が必要です。

新規に制作するサイトやブログで、グーテンベルクに対応したテーマを使っているなら、グーテンベルクを使うのもアリですね。

 

フジデンキでは、現時点ではクラシックエディタ推奨で制作を行っていますが、新規制作のサイトについては、お客様と相談しグーテンベルクを使う方向で制作することもあります。

 

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