マイクロソフトのブラウザ、Internet Explorer 11のサポート終了までのカウントダウンが始まりました。

IE 11 サポート終了まであと5年

Internet Explorer(以下 IE)のサポート終了は2025年、あと5年後になります。

2020年7月9日時点での表示

リアルタイムの確認は下記のページで。

 

あと5年あること意識する

IEはすでに一部のサービスではサポートや動作対象外になっています。
身近なところではYouTubeやSlack、Spotifyなどがあります。

IE11を動作対象外としている主なサービス

 

しかし、ユーザーの中には使い慣れたIEがいい、習慣的にIEを使ってしまう、という方も多数存在するため、今でも一定のシェアを持っていることを意識する必要があります。

先日もあるサイトがリニューアルした際に、お客様から「****のサイトの表示がおかしくて利用できない」と連絡があり、調べてみたところIEに対応しないスタイルシートでレイアウトされたサイトでした。IE以外のブラウザでは正常に表示されるため、なかなかやっかいな例です。

作り手側としては「IEは時代遅れだから対象外とする」という意識なのかもしれませんが、ユーザーにとってそんなことは知らないことですし関係ありません。
自分の使っている環境で利用することができない ことだけが問題なのです。

IEのサポートが終了していない現状では、特殊なサービスを提供する場合を除き、IEを動作対象から外すのは作り手側のわがままといえます。
まして、今回の例のようにいくらでも改善することができるのに、それをしないのは手抜きでしょう。

 

まとめ

標準的なWordPressサイトの制作環境であれば、IEでもまったく問題のないサイトをつくることができます。

今後サイトのリニューアルや新規立ち上げを検討しているみなさんは、まだIEを意識してサイトの制作をした方がいいでしょう。

 

 

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