
非HTTPS(HTTPS化されていないサイト)は、iPhoneで警告が出て表示されない場合がある、ということを知っておきましょう。
非HTTPSサイトがiPhoneで表示されない?
iOS 18.2やiPadOS 18.2、macOS 15.2で使われるブラウザ Safari 18.2はHTTPS by defaultとなり、HTTPサイトにアクセスする前に警告を表示するオプションが利用可能になっています
iPhoneを例に解説します。
[設定]ー[アプリ]ー[Safari]と入ってSafariの設定画面を表示し、下部にスクロールします。

プライバシーとセキュリティ の項目に 接続が安全ではないときに警告 というのがあり、初期設定は無効になっています。

この 接続が安全ではないときに警告 の設定を有効化してみます。

この設定で非HTTPSサイトにアクセスすると、下記のようにウェブサイトが表示されず「この接続は安全ではありません」という警告が表示されます。

表示の中にある 続ける をタップすればウェブサイトが表示されますが、「安全ではありません」という表示が出たサイトを開くのは心理的ハードルが高くなりますね。
初期設定で有効化されたら?
HTTPS化サイトが当たり前の時代になってしばらく経ちます。
2025年3月時点では 接続が安全ではないときに警告 の初期設定は無効ですが、初期設定で有効化される可能性もあるでしょう。
また、フリーWi-F、公衆無線LANなどを利用する機会が多い方は、情報漏えい対策として 接続が安全ではないときに警告 の設定を有効にしておく方がいいです。
ウェブサイトを運営しているオーナーさん、ウェブ担当者さんは、改めて自店・自社サイトを上記の設定を有効にした場合でも正常に表示されるかを確認しておきましょう。
万が一警告が出て表示されないようなことがあると、大きなイメージダウン、信用失墜になる恐れがあるので注意しましょう。
Safari以外のブラウザでもHTTPS標準になっているのは同じです。