HTTPS化(常時SSL化)されていないウェブサイトはすべて「安全ではない」という表示をする・・・Googleは2018年7月にリリース予定のChrome 68でこのような仕様にすることを発表しました。

 

HTTPサイトはすべて安全ではない

GoogleはウェブサイトのHTTPS化(常時SSL化)を推進していますが、いよいよHTTPS化していないサイトをすべて「安全ではない」という扱いにしてきます。

現在はHTTPサイトの場合、下記のような表示になります。

 

これが2018年7月にリリース予定のChrome 68では、下記のように「保護されていない通信」という表示になります。

 

現行のChromeではHTTPサイトの場合、フォームに文字を入力した時点(送信前でも)で「保護されていない通信」表示になりますが、Chrome 68ではHTTPサイトは全ページで常時「保護されていない通信」表示になります。

 

HTTPS化サイトが標準の時代へ

Googleは2015年頃からHTTPS化(常時SSL化)を推進し、自社の開発するブラウザで徐々に警告表示を強化してきていたので、今さら驚くことではありませんが、いよいよHTTPS化サイトが標準規格になったということです。

ウェブサイトは常時SSLが標準になる | 3061.jp @FUJIDENKI

GoogleがHTTPS(SSL)化推進に向けて動き出します | 3061.jp @FUJIDENKI

 

検索結果への影響は?

Chrome 68での仕様変更はブラウザの仕様変更であり、Googleの検索エンジンのアルゴリズム変更ではないので、検索結果に影響はありません。

ただし、Googleは2015年末からHTTPSページを優先的にインデックスに登録するということを明言していますので、HTTPS化されていないサイト=HTTPサイトが不利なとことははっきりしています。

今後、HTTPS化サイトが増加すれば、検索結果に変化が起きることは予想されます。

HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります

 

やるべきことは?

ズバリ! HTTPS化していないサイトは早急にHTTPS化すること です。

既存サイトをHTTPS化するのは様々な作業やメンテナンスが必要ですので、事前の検証と計画をしっかりとして実施する必要があります。

以前はHTTPS化に必要なSSL証明書の使用料が高額でしたが、最近はレンタルサーバーが無料もしくは安価に提供しているので、導入しやすくなりました。

HTTPS化(常時SSL化)したサイトは保護された通信の表示とカギマークが付く

 

HTTPS化していないウェブサイトやブログのオーナーさん、担当者さんは、Chrome 68がリリースされるのは今年の7月の予定なので、それまでにHTTPS化することを目標に計画を立てて進めていくことをおすすめいたします。

 

HTTPを使うWebサイトはすべて「安全ではない」――Google Chromeで明示へ

遂に来た!通信が安全ではないことを示す警告をすべての非HTTPSページにGoogle Chromeが常に表示。2018年7月リリースのバージョン68から | 海外SEO情報ブログ

 

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