WordPress 5.1.1 セキュリティ・メンテナンスリリース が公開されました。
WordPress 5.1.1 Security and Maintenance Release
3月12日(日本時間では3月13日)に公開されたばかりで、この記事を書いている時点では日本語ブログには記事が掲載されていないので、英語サイトのブログを翻訳して詳細を確認しています。
上記記事によると、WordPress 5.1.1での主な修正点は下記の通り。
- ホストは、PHPを更新するためのボタンをユーザーに提供できるようになりました。
- 「PHPの更新」通知で使用されている推奨PHPバージョンをフィルタリングできるようになりました。
- いくつかのマイナーなバグ修正。
WordPressは、PHPの最低要件を引き上げる方向に動いており、WordPressをインストールしているサーバー(レンタルサーバー)のPHPが古いバージョンの場合、警告を表示しアップデートさせるような仕様になりました。
PHPのバージョンにも注意しよう
WordPress 5.1からPHPのバージョンをチェックする機能が付きましたが、それ以前のバージョンではPHPのバージョンについては触れられることがないため、古いバージョンのPHPのまま使っているサイトも多々あるようです。
WordPressには動作要件があり、公式サイトに明記されています。
WordPressやテーマ、プラグインはダッシュボードでアップデートを確認できますが、PHPはレンタルサーバー側で操作するもののため、忘れがちになります。
しかし、PHPの古いバージョンでは脆弱性の問題や不具合もありますし、WordPressが推奨する動作要件から外れている場合は、正常に動作しない(サイトが表示しない)こともあります。
WordPressサイトのメンテナンスでは、WordPress本体やテーマ、プラグインとともに、PHPのバージョンも確認していくようにしましょう。
WordPress 5.1.2は2週間後に公開予定
WordPressのマイナーアップデートは2週間程度の短期間でのリリースを繰り返す仕様になる模様で、次期バージョンのWordPress 5.1.2も2週間後に公開予定だそうです。
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