お店や会社をPRする、セールを告知するメディアとして、かつては新聞の折込チラシが一番身近なメディアでした。
しかし、近年は新聞の折込チラシに取って代わってきているのがウェブサイトです。
この2つは補完し合って上手く使うことで、効果をアップすることができます。

 

新聞の衰退は予想以上

2017年10月の新聞発行部数は4212万8189部で1年前に比べて115万部減少、10年前の2007年は5202万8671部だったので、この10年で約1000万部減少したことになるそうです。

ちなみに日本最多(世界最多)の発行部数を誇る読売新聞の2017年10月の発行部数が朝刊871万部(夕刊は255万部)なので、この10年で読売新聞1社分が減少したことになります。

「新聞崩壊」はたった一年でこんなに進んでしまった(磯山 友幸)

 

フジデンキの地元、三春地区の新聞折込部数はこの数年で5250部から5000部と250部減少していますので、田舎の小さな町でも新聞の減少傾向は変わりません。

 

新聞を読まなくなったのは若い世代だけではない

若い年齢の世帯や単身者が新聞を購読しない傾向が強いというのは以前から言われていましたし、実際に話を聞いても共働きでゆっくり新聞を読む時間もないし、ニュースはスマホやパソコンでチェックできるし、テレビ番組はテレビの番組表で間に合うから、新聞がなくても困らない(子供が学校等で新聞紙をもってくるようにと言われた時は困ったらしい (笑) )のが現実。

しかし、新聞を購読しないのは若い世帯だけでなくなってきたようで、今年の初めにこんな記事が・・・。

「70歳を超える父母が、ついに新聞を読まなくなった理由」について。

新聞大好き世代であろうと(勝手に)想像していた70代でも新聞購読をやめる時代なんですね。

・・・確かに最近お客様と話していて、当店のチラシの話になり、新聞とってないから知らなかったと言われた数名も60〜70代の方でした。
特に一人暮らしにの方にその傾向が強いようで、ニュース等の入手先はテレビやパソコン、スマホ(タブレット)だそうです。

 

ユニクロのチラシ戦略

新聞の折込チラシとウェブサイトを併用してきっちりと仕事をしてくる代表格がユニクロです。

新聞の折込チラシが入ると・・・。

 

同じ日の朝に下記のようなメールが届きます。

 

メールは買い物をするなどで会員になっている場合に送られてくるものですが、チラシと連動したメールがきっちりと送られてきますね。

メールからアクセスしたサイトはスマホ対応という仕様。
このあたりもイマドキのユーザー動向を把握しての仕掛けですね。

 

できることからやろう!

お店や会社でチラシを作成する際は、ウェブサイトやSNSのURLやバーコードを必ず入れるようにしましょう。
ちょっとした広告などでもスペースがあれば、URLやバーコードは入れたいところです。

新聞は衰退傾向のメディアではありますが、巨大なメディアであることに変わりはありません。

新聞や紙のメディアとウェブサイトを連携して活用することは常に心がけ運用していきましょう!

 

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