富士通クラウドテクノロジーズ系のレンタルサーバー ニフクラ が2024年にサービスを終了すると発表しました。
レンタルサーバーはウェブサイトやメール等を運用する上で欠かせないものであり、引越し作業は大きな負担になります。

ニフクラ が2024年3月でサービス終了

富士通クラウドテクノロジーズは5月24日にレンタルサーバ「ニフクラ レンタルサーバー」を2024年3月31日に終了すると発表しました。

サービスが終了するとウェブサイトやメール等が一切利用できなくなり、データも削除されます。

ニフクラではサービス終了に際し他社サービスへの移行を紹介していますが、移転作業はユーザーが行うものとなり保証はありません。
移行支援のパートナーの紹介もありますが有料です。

レンタルサーバーのサービス終了もあることを知っておこう

レンタルサーバー普及期には参入する事業者も次々出て、終了したり大手に吸収されるなどがよくありましたが、ニフクラは最近では珍しいサービス終了です。
富士通が関係する大手の事業者でもサービスを終了してしまうという事態が起きるということで、ちょっと驚きました。

利用しているレンタルサーバーのサービスが終了すると、ウェブサイトもメールもすべて利用できなくなるので、終了前に他のレンタルサーバーに移行(引っ越し)する必要があります。
この作業は多くのことをやらなければならないので大きな負担になります。

作業例

  • ドメインの移管/DNSの変更
  • ウェブサイトデータの移行(WordPressサイトではデータベースの移行もある)
  • メールサーバーの変更(使用する全メールアドレスの設定変更)

作業量も多く、時間がかかる作業ですし、移行時はウェブサイトやメールが一時的に利用できなくなるので、できるだけ影響の少ないタイミングで行う必要があります。
フジデンキでもレンタルサーバーの引越し作業は何度も行っていますが、綿密なプランを立てて行っています。

滅多に遭遇することではないですが、レンタルサーバーのサービス終了もある、その際は移行作業が必要になるということを覚えておきましょう。

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