WordPressのテーマは公式サイト以外にも様々なところで配布されていますが、テーマの開発やサポートが終了することも多々あります。
サポートが終了したテーマはWordPressの進化に対応できないことがあるので注意が必要です。

WordPressテーマの配布元

WordPress公式サイト

WordPressのデザインを制御するテーマは、WordPress公式サイトで公開されています。
これらはWordPressの審査を通ったもので、信頼性があるテーマです。
テーマのアップデートもWordPressのダッシュボードで行うことができるので管理も楽です。

一般のウェブサイト

一般のウェブサイト等で公開されている無料・有料のテーマもたくさんあります。
公式サイトのように審査もなく自由に配布できるので多様なものがあり、高機能なテーマも多いです。
公式サイトでは英語のテーマが多く、日本語サイトに適用してみると違和感があるものも多いですが、国内のサイトで配布されるテーマは最初から日本語対応なのでその心配もありません。

公式サイト以外で配布しているテーマは、WordPewssのダッシュボードでアップデートができませんので、配布元のお知らせを定期的にチェックして新バージョンが公開されたらご自身でアップデートの作業をする必要があります。

WordPressテーマのサポート終了に注意

WordPressテーマは、開発者の都合で開発が停止・終了することもあります。
開発が停止・終了しても、ダウンロードしたものや利用中のテーマは利用できますが、サポートを受けられなくなることを覚悟しなければなりません。
古い規格のテーマはWordPressの進化(バージョンアップ)についてこられず、不具合が起きることがあります。
サポートが終了していると不具合が起きても修正版を提供してくれることはなく解決できません。

フジデンキでも以前使っていたBizVektor(ビズベクトル)の配布するテーマの開発とサポートが終了しています。
※BizVektorは同社が開発しているLightning(ライトニング)への移行を推奨しています。

また、大手ではファーストサーバー株式会社が運営していたWordpress用無料テンプレート配布サイト「テンプレートキング」が、2019年12月24日で終了しています。(ファーストサーバー自体がIDCフロンティアに吸収合併され解散しています。)
サイトを閉鎖する5年ほど前から更新が途絶えていたので配布されていたテーマも古かったようですが、大手ですし数が多かったのでコーポレートサイトなどで利用している方は多かったようです。
しかし、これを今使っているとすると、10年近く前に開発されたままのテーマを使っていることになり、セキュリティ面での不安も出てきますし、当然ブロックエディタには未対応ですから、今後の運用には不安があります。

WordPressテーマはサポートがしっかりしているものを選ぶ

WordPressのテーマで不具合が起きると、ウェブサイトが正常に表示されなくなる可能性があります。
その不具合が修正されなければ正常に利用することができません。
開発やサポートが終了しているテーマは、WordPressの規格が変わった時に対応できないことがあり、置いてけぼりになってしまうことになります。

万が一不具合が起きた場合でも、迅速に対応し修正版を公開してくれるような信頼性のあるテーマを選ぶようにしましょう。

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