ウェブサイトを制作・運用する際は、そのサイトの焦点をぼかさないようにする必要があります。
ユーザーのためを思っての情報発信が裏目に出ることもあるので注意が必要です。
小規模なサイトは一極集中型がおすすめ
何百ページものコンテンツを要する大規模なサイトなら別ですが、お店や会社の小規模なウェブサイトでは、あれもこれもと手を出してしまうと、肝心のコンテンツの存在が薄くなり、結果的に何のためのウェブサイトだかわからなくなってしまいます。
小規模なウェブサイトは特定のコンテンツに絞って、一極集中のコンテンツをつくるのがおすすめです。
商品やサービスが複数ある場合、ウェブサイトで訴求したいメインのものを決めたら、徹底的にそのコンテンツをつくり、それ以外の商品やサービスは紹介程度におさえておく、というようなスタイルですね。
扱っているものをみんな紹介したいという気持ちもわかりますが、大手サイトではそれ以上の圧倒的なボリュームで展開してきているので、対抗するのは大変です。
大手に対抗するには、大手にはない個性や特化したサービス、というのはウェブサイトに限らない対抗策です。
複数のやりたいことがあるなら別サイトで
例えば、あるお店が自分の地域の情報を発信して知ってもらう、ということをやりたいとします。
この場合は、自店のウェブサイトとは別に、地域情報の発信サイトを開設して別展開にして、自店のPRはその中で工夫します。
あくまでもお店のサイトはそのお店のコンテンツで収めておくべきで、他のコンテンツを入れて焦点をぼかさないようにしましょう。
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村上佳代 インプレス 2017-02-17