紙の新聞の発行部数減少は右肩下がりで、今のペースで減り続けると、13年後に紙の新聞は消滅するというデータがあります。
新聞の発行部数はピーク時の約半分
紙の新聞は13年後の2036年には消滅する計算になる・・・というショッキングなデータがあります。
上記記事によると、2023年の発行部数は2859万部で、ピーク時の1997年の5376万部の半分程度になっています。
さらに去年1年で255万部減少しており、このペースで減少し続けると13年後の2036年には紙の新聞が消滅するということになります。
デジタルの新聞は思ったほど普及していない
新聞のデジタル化は思ったほど普及しておらず、成功していると言われる日経新聞も、紙の新聞がピーク時の300万部から半分の150万部になり、デジタル版は100万契約だそうです。
フジデンキの地元の福島民報は紙の新聞の購読者向けにデジタル版も利用できるとPRしていますが、ワタシは利用していません。
・・・デジタル版で新聞を読まなくてもいいかな? という理由です。
デジタルで読むなら最初からデジタル向けに作られたコンテンツを利用したほうが使い勝手がいいので、わざわざ新聞スタイルで読まなくてもいいかと思ってしまいます。
折込チラシの価値が減少する
紙の新聞の契約者が減るということは、それに付帯した折込チラシを見る人も減るということになり、折込チラシの価値が減少してきます。
最近はLINEチラシなど、折込チラシをデジタルで配信するシステムも普及しており、大手企業の折込チラシはデジタルでも見ることができますが、中小企業や商店レベルでは利用できないので目に触れる機会がありません。
メディアの盛衰に応じた販促を
紙の新聞、折込チラシを主力に販促活動をしてきたお店や会社は、そのやり方を再検討する時期が来ていると思います。
メディアの盛衰に応じた販促策を考えなければならない・・・と改めて強く感じた2024年の始まりです。