先日、WordPress 4.9.8がリリースされましたが、間もなくリリースされる予定のWordPrss 5.0は大きな変化がありますので、ここで確認しておきましょう。
間もなくリリース! WordPress 5.0
予定では8月中のリリースといわれる WordPress 5.0ですが、バージョンナンバーが4から5に変わるメジャーアップデートになります。
メジャーアップデートでは大きな変化がありますが、今回のWordPress 5.0では記事作成のエディタがまったく新しいものに変わるということで話題になっています。
WordPress 5.0のエディタ Gutenberg
WordPress 5.0では従来の ビジュアルエディタが一新され Gutenberg(グーテンベルク)という名のエディタに変わります。
グーテンベルクは活版印刷技術を発明したヨハネス・グーテンベルクからとった名称ですが、それだけの名を付けるほどWordPressのエディタとしては大きな変化なんですね。
WordPressのGutenbergは、現在はプラグインとして開発が進められています。
ブロック型の新しいエディタで、テキストや画像、各種メディア、コードなどをブロック単位に配置して記事を書くことができるようになります。
機能詳細は下記のページで確認できます。
The new Gutenberg editing experience
導入後の注意点
WordPress 5.0では標準のエディタ(ビジュアルエディタに代わるものとして)Gutenbergが実装されてきますが、これまでのエディタに戻すプラグインも用意されています。
ただし、Gutenbergで作成した記事は、従来のエディタに戻した状態で開くと記事の構成が崩れてしまうそうです。
WordPress 5.0にアップデートしたら、まずテスト記事を書いてみてみましょう。そこでGutenbergに馴染めない、従来のエディタを使いたいという場合は、プラグインを使って従来のエディタに戻して使用します。
公開用の記事をいくつも書いてから戻すと、記事の書き直しになることになりますので、慎重に作業しましょう。
新しいエディタを使って慣れることをおすすめします
WordPressを使い続けていくなら、WordPressの進化にあわせて使っていく方が何かと便利です。
エディタが大きく変わって戸惑うかもしれませんが、公開しない記事を作って練習するなどして、新しいエディタの感触をつかみ、実際に記事を作りながら慣れていくのがいいでしょう。
インターネットの世界は進化が早いので、古い規格に執着せず、積極的に新しい環境になれていくことも大事です。