ウェブサイトをつくる際に、ウェブサイトとブログを一体化するか、分離するか? という選択肢があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、改めて解説してみます。
WordPressの投稿機能はブログとして機能する
WordPressには 投稿 という機能があり、これが一般的なブログの機能にあたります。
その他のページを構成するのは 固定ページ という機能です。
ウェブサイトをつくる際に、ブログを一体化させる場合は、この投稿をブログとして使い、ブログを分離させる(別にWordPressをインストールして構成する)場合は、お知らせ等随時提供したい情報用に使います。
ウェブサイトとブログを一体化しつつ、お知らせは別に設定したいという場合は、カスタム投稿機能を使って、投稿機能を複数設定することも可能です。
ウェブサイトとブログを一体化するメリット・デメリット
メリット
ブログの新着記事をトップページ等に、きれいに表示させることができ、一体感があります。
このサイトはウェブサイトとブログを一体化していますが、トップページ下部にブログの新着記事をレイアウトしています。
運用面でもひとつのWordPressだけでいいので管理が楽です。
デメリット
ウェブサイトの一部になるため、レイアウトはウェブサイトのテーマ次第になり、「ブログだからこうしたい。」ということがあっても、テーマに制約されてできない場合があります。
また、ウェブサイトのリニューアル等でテーマを変える際に、サイトのコンテンツは全面的に変更してもブログ記事は残したい場合が多く、この場合ブログのレイアウトも考えながらテーマを選ぶ、デザインする必要があります。
ウェブサイトとブログを分離するメリット・デメリット
メリット
ウェブサイトとは別のWordPressで運用するため、レイアウトが自由でブログ独自の個性を出すことができます。
同じテーマを使ってもブログ優先の設定も可能です。
デメリット
トップページ等にきれいにブログの新着を表示するといったことは難しくなります。
Feedを使って新着情報を表示させることは可能ですが、レイアウトの自由度はありません。
どちらを選択するか?
より一体感を持たせ、ウェブサイトのコンテンツとしてブログをより活用したいのであれば、一体化させるのがおすすめ。
書きためたブログの記事を資産として、ウェブサイトのリニューアルを繰り返しながらも継続的に使っていきたい場合は、分離させて運用した方がいいでしょう。
ウェブサイトの仕様を大きく変えることがあっても、ブログはブログとして維持していけるので、長期運用に際してはブログ分離スタイルがおすすめです。
フジデンキでは、この3061.jpはブログ一体型、フジデンキサイトはブログ分離型になっています。