Googleはサイト内検索サービスの Google Site Search を2018年に終了すると発表していますが、これとは別の Google カスタム検索エンジン はサービスの提供を継続します。
このふたつのサービスの違いは? 混乱しがちなので改めてまとめてみます。
Google Site Search は Google カスタム検索エンジンの有料版
どちらもウェブサイトに設置し、そのサイト内検索をするためのサービスですが、わかりやすくいうと、Google Site Search は Google カスタム検索エンジンの有料版である ということになります。
Google Site Search
Googleが提供する有料のサイト内検索サービスで、検索結果は設置サイトのみのデータで、検索結果のデータを収集する機能も持ちます。
広告は入らず、表示をカスタマイズすることもできます。
Google Site Searchは、サービスの申込み(販売)は2017年4月1日で終了し、2018年4月1日をもってサービスを終了します。
> Google Site Searchが終了へ、サイト内検索は2018年までに他のサービスに乗り換えを(Web担当者Forum)
Google カスタム検索エンジン
Googleが提供する無料のサイト内検索サービスです。
検索結果には広告が表示されます。
有料版であるGoogle Site Searchは上記のようにサービスを終了しますが、Google カスタム検索エンジンはサービスを継続します。
Google カスタム検索エンジンを使うメリットは?
自社のウェブサイト内の情報を、Googleの検索エンジンを使って検索することができ、検索結果の表示をカスタマイズすることも可能です。
コンテンツの豊富なサイトでは、そのサイトにある情報を検索したいということも出てくるので、サイト内検索機能がない一般のウェブサイトでは有用なサービスです。
また、複数のウェブサイトやブログを検索対象することができるので、メインのウェブサイトの検索にブログの記事を対象に加えたり、その逆の設定も可能です。
WordPressには標準でサイト内検索機能が装備されている
WordPressサイトでは、WordPress自体にサイト内検索サービスがあるので、改めてGoogle カスタム検索エンジンを設置する必要はありませんが、複数の自社サイトやブログをまたいで検索させたいという場合は有効ですね。
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