お店や会社のウェブサイトをつくりたい! という際、無料でウェブサイトを持てるサービスを利用する方もいらっしゃいますが、これは決しておすすめできるものではありません。
無料サービスでお店や会社のウェブサイトをつくってはいけない理由
無料でウェブサイトを持てるサービスには、無料でできるための仕組みがありますが、お店や会社のウェブサイトをその中で利用するのはリスクがあることを理解しておきましょう。
今回例にあげるのは下記のサービスです。
無料でホームページやブログを作ろう - Ameba Ownd(アメーバ オウンド)
広告が入る=信用が低下する
無料サービスではウェブサイトに広告が入ります。
物販屋やサービスの広告が表示されなくても、そのサービス自体をPRする広告や表記が入り、削除することができません。
アメーバオウンドの例
WiXの例
最近はPC表示では広告が入らないまたは控えめでも、スマホサイトではしっかり表示させるサービスも増えています。
お店や会社のウェブサイトに無料サービスの表記があると、間に合わせに作った感が出てしまいますし、サイトにかける費用をケチっていると思われてしまい、お店や会社の信用を低下させてしまいます。
URLの問題
無料サービスで制作するウェブサイトのURLは、基本的にそのサービスのドメイン下にあるURLということになります。
アメーバオウンドの場合 http://********.amabaownd.com/
WiXの場合 http://********(ユーザー名).wixsite.com/******(サイト名)/
*******の部分は先着順で、自分の欲しいワードを使えない場合もありますし、どうしても長くなり、覚えにくいものになります。
また、商用サイトの場合、名刺やチラシ等の印刷物にも掲載する機会もありますが、その際も独自ドメイン以外のURLはあまり印象がよくありません。
また、試しに無料サービスで様子を見ていずれは本格利用で・・・という感覚で始めると、URLの変更 ということも覚悟しなければなりません。
URLの変更はある意味住所の変更より影響が大きいですので、この点はくれぐれも先を見据えて検討しましょう。
オプションで独自ドメインの利用も可能
アメーバオウンドの場合は、無料で独自ドメインを設定することができますが(ドメイン費用は別)、広告を削除することはできません。
WiXの場合は、有料のプランを契約することで、独自ドメインを設定したり広告を消すことができます。
サービス終了のリスクもある
無料サービスの場合、サービスの提供元の都合でサービスが終了する可能性もあることを忘れてはいけません。
サービスが終了すればサイトはなくなりますし、せっかく浸透したURLもなくなってしまい、他のサービスで一からやり直しになります。
また、規約に違反することをすれば、アカウント停止の恐れもあります。
長年コツコツと運営し、普及したサイトが、ある日突然削除された・・・という例もあるのです。
本気が感じられないウェブサイトは利用されない
無料サービスで作られたサイトは、あまり更新もされず、とりあえず作りました的なサイトが多いように感じます。
中には本気で運営しているサイトもありますが、それ故に「どうして自前のサイトでやらない! もったいない!」と思います。
お店や会社のウェブサイトを公開するということは、インターネット上にお店や会社を出すことです。
それが、無料のサービスでつくった更新もされない間に合わせのようなサイトだったらどうでしょう?
訪れたお客様はどう感じるでしょう?
現在はドメインの取得・更新の費用も抑えられていますし、レンタルサーバーも高品位のサーバーが低価格で利用できるようになっています。
やるからには独自ドメイン+レンタルサーバーで、本気で取り組む・・・ことをしないと、結果的に成果を上げることはできません。
これからウェブサイトを開設する方はもちろん、無料サービスで始めている方も、これらのことを踏まえて検討されることをおすすめします。
自分で更新できるウェブサイトで成果を上げる
スマホ対応やHTTPS化など、先を見据えたウェブサイトづくりを心がけ、成果を上げるための仕組み作りのご提案もさせていただきます。
現在運用中のウェブサイトのリニューアルも承ります。