Evernoteの無料プランを利用されている方は要注意!
無料プランでできる内容が大幅に制限されました。

Evernote、無料プランを大幅制限

2023年12月4日より、Evernoteの無料プランが大幅に制限されました。

ノートブック数ノート数
2023年12月4日より150
これまで25010万

ノートブック数が250から1、ノート数が10万から50と、大幅に制限されました。
これまで作成していたノートブックやノートが削除されることはありませんが、新たに追加できなくなっています。

50以上のノートと1つ以上のノートブックを利用しているユーザーは、引き続きノート/ノートブックの表示、編集、エクスポート、共有、削除が可能ですが、無料プランのまま引き続き使うのは現実的ではないでしょう。

有料プランにするか乗り換えるか?

このプログでも以前はネタ帳としてEvernoteを使うことを紹介していましたが、無料プランのままでは引き続きネタ帳として使うことも難しい状況です。

Evernoteの有料プランは?

Evernoteの有料プランは下記の通り。

プラン年払い月払い
PERSONAL9,300円/年(1月あたり775円)1,100円/月
PRPFESSIONAL12,400円/年(1月あたり1,033.33円)1,550円/月

個人で利用するならPERSONALプランで十分ですが、それでも年間9,300円の費用がかかります。

他のサービスへ乗り換える?

Evernoteの乗り換え先として定番なのは、マイクロソフトのOneNoteとNotionの2つです。
これらのサービスはメモだけでなく画像やファイルも置くことができるので、これまでEvernoteでやってきた様々なことを同様に行うことが可能です。

OneNote

マイクロソフトが提供するOneNoteは無料で利用可能。Windowsでは標準でインストールされていますし、Officeアプリとセットでインストールされるバージョンもあります。
データの保存先はOneDriveになるので、データの保存量はOneDriveの容量の範囲内になります。
※無料で利用できるOneDriveの容量は5GBまでです。

マイクロソフト製だけに、Officeアプリとの連携性が高いので、併用したい方には特に向いています。
ノートの使い方に若干クセがあるので、それが苦手という方もいますが・・・。

Notion

近年、ノートアプリとして注目されているのがNotion(ノーション)です。
Evernoteに負けない高機能ノートアプリで、様々な使い方ができます。
高機能故、覚えるのが大変という意見もありますが、初歩的な使い方であればそれほど難しいことはありません。

有料プランもありますが、無料でも十分実用になるプラン内容です。

OneNoteもNotionもEvernoteからデータを移行するためのツールが用意されています。

その他

メモが中心で使うのであれば、UpNoteやObsidianというアプリがあり、実際にEvernoteから移行されている方もいます。
両アプリとも公式サイトは英語ですが、アプリは日本語化されているので安心して利用できます。

フジデンキでは約10年間有料プランで使っていましたが、2020年にEvernoteの同期トラブルがあり、それをきっかけにNotionに移行しています。
移行に際しては移行するデータを見直したので、移行ツールは使わずに手作業で移行しました。
Evernoteにはためておくだけで使わない、いわゆる死蔵データが多いことに改めて気付かされ、データ整理のいい機会になったと感じています。

Evernoteの無料プランでお使いの方は要検討ですね。

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