これまで有料で販売されていたグラフィックアプリのAffinityが大幅にリニューアルされ、なんと無料で提供されています。

Affinityが大幅なリニューアル

Affinityはこれまで3つのアプリで構成されていました。

  • ベクターデザインツール「Affinity Designer」
  • 写真編集ソフト「Affinity Photo」
  • レイアウトソフト「Affinity Publisher」

有料で販売されていましたが、買い切りで10,000円台ということで、プロ・アマ問わず利用されている方も多いアプリです。

2024年3月にオンラインデザインツール「Canva」を手掛けるオーストラリアのCanvaに買収されていましたが、今回新バージョンのAffinity 3の発表があり、3つのアプリが統合され Affinity 3となり、無料で提供されることになりました。

Affinity

Canvaとの連携が強化された

Canvaに買収されたことで、いずれ連携機能が付くだろうと思っていましたが、Affinity 3ではCanvaのAI機能を利用できるようになりました。

Canva AI 統合

利用にはCanva AIが利用できるCanva Proプランへの加入が必要(年額8,300円 ※2025年11月10日現在)ですが、Canva AIの利用はもちろん、CanvaからのSVG形式でのエクスポートや利用できる素材が大幅に増えるなど、大きなメリットがあります。

ウェブ担当者にはおすすめのアプリです

Affinityは本格的な機能を持つグラフィックアプリ、デザインアプリです。
サブスクの値上げ相次ぐAdobeから乗り換えるユーザーも増えているようで(菊地もその一人です)、印刷会社なども無視できない存在になってきそうです。

ウェブ担当者のみなさんは、ちょっとした写真の加工をしたい、ウェブサイトやブログで使う画像を作りたいというシーンが多々あるかと思いますが、こんな時にAffinityがあれば便利です。

また、チラシやパンフレットなどの制作にも利用でます。
本格的な印刷物の作成にも利用でき、実際にフジデンキでは年に数回発行する折込チラシの原稿をAffinityで作成して、印刷会社にデータ入稿して印刷してもらっています。

無料で利用できるようになったAffinity、まだ使ってない方は試しに使ってみては?
利用にはCanvaのアカウント(無料で作成可能)があればOKです。

Affinity

Canva

いいね or フォローする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です