ウエブサイトやブログを運用するために使っているWordPressについて、どのくらい知っていますか?
今回はWordPressの基本的なことを紹介します。
WordPressとは?
WordPress(ワードプレス)は、レンタルサーバーなどにインストールしてウェブサイトやブログを運営するためのシステム、CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)です。
今や世界の1/4のウェブサイトがWordPressで作られている・・・と言われるまでに成長した、世界一普及しているCMSです。
オープンソースのソフトウェアなので、商用・非商用を問わず無料で利用できます。
WordPressに必要なもの
WordPressを使うためには、PHPとMySQLが利用できるサーバーが必要です。
一般的なレンタルサーバーであれば、WordPressのシステム要件を満たすPHPやMySQLが利用できます。
また、ウェブサイトやブログのURLをオリジナルのものにしたい場合は、ドメインが必要です。
ドメインはレンタルサーバーに設定して利用します。
WordPressの構成
WordPress
WordPress本体、メインプログラムです。
プラグイン
WordPressに様々な機能を追加するための拡張機能です。
用途にあわせた多種多様のブラグインが用意されているのがWordPressの魅力のひとつ。
使いすぎるとトラブルの要因になることもあるので、本当に使いたい機能のプラグインを厳選して使うようにしましょう。
テーマ
WordPressサイトの見た目を設定するのがテーマ、テーマを変えるだけで見た目やレイアウトががらっと変わります。
テーマは無料・有料で様々なものがあり、好みや用途にあわせて選ぶことができます。
WordPressサイトは、WordPress本体+プラグイン+テーマの3つで構成されていると覚えておきましょう。
作成できるコンテンツ
WordPressには投稿と固定ページの2つのコンテンツを作成・管理する機能があります。
投稿
一般的なブログの機能です。
1投稿が1記事で基本的に日付順に並びますが、カテゴリーやタグなどを使って分類することも可能。
また、Feed(RSS)を利用して新規投稿情報を通知したり、SNSへ自動投稿したりすることもできます。
固定ページ
一般的なウェブサイトのページが固定ページです。
WordPressでウェブサイトを作る場合は、固定ページでサイト全体を構成します。
サイト全体を固定ページで構成し、お知らせやブログを投稿を使って運用するのが一般的な手法です。
コンテンツの作成方法は固定ページも投稿も同じで、いわゆるブログの記事を書くような感覚で作成することができます。
グーテンベルグとクラシックエディタ
コンテンツの作成に使うエディタはWordPress 5.0でブロックエディタのグーテンベルグ(Gutenberg)が採用され、大きく変わりました。
従来のテキストベースのシンプルなエディタは廃止されましたが、クラシックエディタのプラグインとして提供されているため、プラグインをインストールして従来通りのコンテンツ作成環境を使うことはできます。
ただし、クラシックエディタのプラグインのサポートは2021年12月末までになっているため、グーテンベルグへ移行することをおすすめします。
WordPress関連書籍
WordPressはウェブ上にたくさんの情報がありますが、じっくり学びたい時は書籍がおすすめ。
関連書籍が多いのもWordPressの魅力です。
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