ウェブサイトを運用していると、リニューアルをするタイミングがやってきます。
ここでは、ウェブサイトのリニューアルで失敗しないために検討することをあげてみます。
ウェブサイトのリニューアルで失敗しないために検討すべき5つのこと
1.リニューアルの目的は?
まずはどうして? 何のために? ウェブサイトをリニューアルしたいのかをはっきりさせましょう。
既存サイトに問題点があればそれを洗い出し明確にします。
また、HTTPS化やスマホ対応などの今時の規格に対応することもあわせて考えましょう。
2.アクセス解析を確認する
現状のウェブサイトのアクセス解析を確認しすることも大切です。
- 年代や性別
- 人気のあるページ、人気のないページ
- 滞在時間やページ数
- アクセスの多い曜日や時間帯
- 利用端末(スマホかPCか?)の状況
最低でも上記の点を確認し、リニューアルのプランニングに役立てましょう。
3.ターゲットを明確にする
掲載したいサービスや商品やアクセス解析をもとに、リニューアルするウェブサイトを利用してもらいたいのはどのようなユーザーなのかを明確にします。
ある程度のターゲット決まれば、メインとなるユーザーを想定したデザインやレイアウトをすることができます。
ここで「どの年齢層や性別でも幅広く」という風にしてしまうと、メインにしたいユーザーへの訴求がぼやけてしまうので、あまりおすすめできません。
4.ゴールを明確にする
そのウェブサイトのゴールは何か? を明確にします。
来店促進のためなら、お店へのアクセスやお問い合せのページがゴールになりますし、ECサイトなら購入完了のページがゴールになります。
トップや商品またはサービスのページからゴールページまでスムーズに進めるような設計をする必要があります。
5.運用方法を決める
継続的な運用のため、リニューアル後の運用方法もしっかり決めます。
お知らせやブログがあれば、誰がどのような方法で、どの程度のペースで更新するのか?、記事の傾向はどうするのか?、公開前のチェック方法はどうするか?、SNSを併用した運用はどうするのか?・・・など、きちんと決めておかないとグダグダになって、結局更新が停滞してしまうということになるので、しっかり決めて運用するようにしましょう。
まとめ
ウェブサイトのリニューアルをすると、過去ページ(のURL)がなくなるなど、SEOの面では一時的にマイナスになりますので、それをしっかりと回復できるよう、コンテンツを充実させ、継続的に記事を追加していくことは欠かせません。
見た目を変えるだけのリニューアルは意味がありませんし、ウェブサイトの価値を下げることにもなります。
リニューアルの際は、しっかりと現状分析をして、計画を立てて行うようにしたいですね。
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