ウェブサイトリニューアルの事前準備がしっかりとできたら、実際の作業にかかりますが、今回はリニューアル作業の手順とポイントを紹介します。
ウェブサイトリニューアル作業の手順
サイトマップを作成する
事前準備でサイト設計を検討したものをもとに、具体的なページの構成や階層を決め、サイトマップとして作成します。
この時に各ページのURLやタイトル等も検討し決めておくようにすると、統一性を保つことができるのでおすすめです。
コンテンツの原稿作成
各ページの原稿を作成します。見出し、テキストなどを作成、内容に合わせた写真や画像が必要な場合はこのタイミングで準備します。
ワイヤーフレームの作成
トップページや各ページのレイアウトやイメージを検討して作成します。
本格的なものはAdobe XDやFigmaなどのソフトウェアを使いますが、手書きでイメージを書きだしたものでも十分です。
仮サイトで作成する
現在運用しているものとは別に、仮のサイトを作成しそこでリニューアルサイトを作り込んでいきます。
WordPressサイトの場合は、レンタルサーバーやローカル環境にWordPressをインストールしてそこでリニューアル後のサイトを作成します。
こうすることで、現在運用中のサイトはそのままに作業をすすめることができます。
現サイトをリニューアルする
運用中の現サイトを閉鎖、WordPressサイトならプラグインを使ってメンテナンスモードに設定し、実際のリニューアル作業を行います。
仮サイトのデータを使って作成していけば手間を省くことができます。
動作テスト
リニューアル作業が進んだら、各所の動作や表示のテストを行いながら仕上げていきます。
公開
リニューアル作業・動作テストが済んだらサイトを公開します。
WordPressサイトでメンテナンスモードにしていた場合は、メンテナンスモードを解除すればOKです。
仮サイトの削除
サイトを公開したら、リニューアル作業用に作成した仮サイトは削除します。
WordPressサイトではレンタルサーバーのデータベースを設定しているので、そのデータも削除します。
運用しない、メンテナンスしないWordPressサイトを残しておくのはセキュリティ面でも危険ですので、放置せずきちんと削除するようにします。
サイトが利用できない期間をできるだけ短くする
ウェブサイトリニューアルの際にとても重要なのが サイトが利用できない期間をできるだけ短くする ことです。
閉鎖やメンテナンスモードが長く続くと利用者に不便を感じさせますし、それをきっかけに離れていくこともあります。
また、SEOの面でも不利になるので、できるだけ短期間で作業できるように心がけましょう。