コロナ禍のこの1年、商売や仕事のやり方が大きく変わりましたが、お店や会社で自社メディアを持ち、しっかりと運用してるところは強い、と感じることが多いです。
2021年は改めて自店・自社メディアの価値を見直し運用する年になるでしょう。
自店・自社メディア(オウンドメディア)とは?
自店・自社で持つメディアは、オウンドメディアとも言われ、ウェブサイトやブログ、SNSなどがそれにあたります。
(Owned=自社が所有する)
日本では一般的にブログやウェブマガジンがオウンドメディアとして認識されています。
オウンドメディアの目的
ブランディング
お店や会社、商品やサービスを、ユーザーに認知、信頼してもらうために活用します。
例え小さくとも自店・自社のブランド力をPRする場になります。
距離を縮める
お客様、ユーザーとお店や会社の距離を縮め、身近に感じてもらうために活用します。
ブログやSNSなどでお店や会社、スタッフの様子を発信することで、来店しやすい、頼みやすい、相談しやすい体制をつくることができます。
ユーザーを広げる
オウンドメディアはローコストで広範囲に情報を発信できるメディアなので、ユーザーを広げることができます。
運用のポイント
誰に何を使えるのかを明確に
オウンドメディア運用は「どんなお客様に、どんなことを伝えたいのかを明確にする」ことが大切です。
ここで「すべての方が対象です!」と言う方もいますが、これは失敗の元。
しっかりとターゲットを決めて、それにあった情報発信をしていくことを考えましょう。
売りを全面に出さないこと
ログやSNSの投稿が、商品の紹介や入荷案内のみ・・・というところも見かけますが、これはオウンドメディアの間違った使い方です。
オウンドメディアは、短期間で売上を上げるためのツールではありません。
お店や会社を知ってもらい、利用していただくため、未来への種まきをするためのツールと思い、焦らず運用することが大切です。
複数のメディアを活用する
ブログ、Twitter、Instagram、Facebook、LINEなど、複数のメディアを組み合わせて使うことを考えましょう。
メディアにはそれぞれ特徴や集まっているユーザー層があるので、その点を理解し、組み合わせて使うと効果があります。
基本的にブログを軸にして他のSNSを合わせて使うという手法がおすすめです。
継続は力なり
言い古された言葉ですが、オウンドメディアも「継続は力なり」です。
地道にコツコツと情報を発信することで、認知され信用されていきます。
逆に一時的に派手に展開して、その後放置されたようなメディアは信用を失うツールになってしまいます。
オウンドメディアは種まきと思い、コツコツと運用していきましょう。
まいた種は必ず実るときがきます。