Googleは2022年12月にGoogle品質評価ガイドラインを改定し、Experience(経験)を重視する方針が追加されました。
これは小さなお店や会社のウェブサイトやブログを活かすチャンスが大きくなってきたということになります。

GoogleはこれまでE-A-Tを重視していた

Googleは2017年頃から検索アルゴリズムでE-A-Tを重視するものに変更されました。

E・・・Expertise(専門性)
サイトやコンテンツがそのトピックや業界で精通した知識や経験・スキルを持っているかどうか

A・・・Authoritativeness(権威性)
サイトやコンテンツがそのトピックや業界でどれくらい認められているか

T・・・Trustworthiness(信頼性)
サイトやコンテンツが信用に足るものかどうか

その効果として専門的な組織や大手企業など信用があるところからの情報が並ぶようになり、個人が発信する怪しげな記事はなくなり、特に医療や金融などYMYL分野の記事は厳しく審査され、ダイエット食品や金融商品のアフィリエイト目的のブログは大きなダメージを受けました。

その反面、個人が調査・体験してまとめた有用な記事まで表示されなくなってしまい、Google検索の魅力が半減したという現象も起きてしまいました。

Googleの魅力が半減→利用者が減る→広告の効果が減る→広告の出稿が減る→Googleの売上減少

実際にGoogleの売上は伸び悩み株価も下がっているようです。

E-A-TからE-E-A-Tへ

そこでGoogleも検索アルゴリズムの見直しに着手し、2022年12月にGoogle品質評価ガイドラインが改定されました。
ここで新たに加わったのが E・・・Experience(経験)で、経験を基にしたコンテンツを重視する方針が追加されました。

E・・・Expertise(専門性)
サイトやコンテンツがそのトピックや業界で精通した知識や経験・スキルを持っているかどうか

E・・・Experience(経験)
経験・体験に基づいた情報か

A・・・Authoritativeness(権威性)
サイトやコンテンツがそのトピックや業界でどれくらい認められているか

T・・・Trustworthiness(信頼性)
サイトやコンテンツが信用に足るものかどうか

掲載されるコンテンツ、例えばブログの記事は、すでにある情報をまとめて並べたものより、経験や体験に基づいたものの評価が高くなるということです。

経験に基づいた記事は個人でも書ける

経験に基づいた記事、体験談や使用感を基にした記事は個人や小さなお店、会社でも作ることができます。
商品やサービスを実際に使用した感想はもちろん、その業界にいるプロの目で作成した使い方の説明、上手な使い方の紹介などができるはずです。

情報量では大きい組織や企業に対抗できませんが、経験や体験に基づく記事であれば個人や小さな組織でもクオリティの高いコンテンツを作成でき対抗することができます。
これは小さなお店や会社にとって大きなチャンスです。
コンテンツ作成の際はE・・・Experience(経験)を意識して良質なものを作るよう心がけていきましょう。

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