Googleが評価の基準とするページエクスペリエンスシグナルを公開しています。
ページ エクスペリエンス シグナルとは?
エクスペリエンス=体験で、ユーザーにとっていい体験ができるページとして評価されるための指標が、ページ エクスペリエンス シグナルとなります。
Googleが公開している ページ エクスペリエンス シグナル は、下記のページにあります。
Googleが評価する4つのポイント
上記のページで掲載する内容から大切な4つのポイントをあげてみます。
モバイルフレンドリー
スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で快適に利用できるか? ということです。
Googleの定めるモバイルフレンドリーの規格に沿っているかどうかは、モバイル フレンドリー テスト で確認できます。
HTTPS
ウェブサイト全体がHTTPSで配信されているか? ということです。
URLが https:// であり、それが有効に動作してればブラウザに表示されるURLの前にカギマークが表示されます。
HTTPS化は2016年頃から盛んに言われるようになり、レンタルサーバーも無料でSSL化できるサービスを導入するようになり、今ではHTTPS化は標準仕様となっています。
上記2点は技術的な面ですが、下記の2点はコンテンツの中身のことです。
セーフブラウジング
サイト、ページに悪意のあるコンテンツ(マルウェア)や、不正なコンテンツ(フィッシング行為など)が含まれていないか? ということです。
サイトのセキュリティに関しては、下記の記事が参考になります。
煩わしいポップアップ等の表示がないか?
Googleは 煩わしいインタースティシャルがない という表記をしていますが、このインタースティシャルとは、ページを表示した際にポップアップ等でページの上に表示されるものを指します。
主に広告で使われる(インタースティシャル広告)ことが多いのですが、Googleはこれをコンテンツ閲覧の妨げとなると評価します。
まとめ
Googleは時代に合わせてサイト評価の基準を設定してきますので、ウェブサイトを運用する側もその時代に沿った仕様で制作・運用することが大切です。
例えば、Flashコンテンツは数年前からレガシー(時代遅れ)な規格となり、開発元であるアドビ自身が使用しないことを推奨してきました。
そしてついに今年、2020年末で完全終了となります。
しかし、一部のサイトでは未だにFlashコンテンツが残っているところもあるのが現状。
こういったサイトはGoogleの評価も下げられることになります。
ウェブサイトを取り巻く規格や技術は進化が早いので、ウェブサイトやブログの仕様も定期的な見直しをしながら運用することを心がけましょう。
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