PDFファイルは多くのサイトで各種資料を配布するために利用されていますが、その利用のされ方によっては利用者にとって扱いにくいものになります。
ウェブサイトでPDFファイルを扱う際に気をつけたいことをあげてみます。
PDFファイルが扱いにくい点は?
検索に向いていない
PDFファイルをウェブサイト公開している場合、Googleなどのサーチエンジンはファイルは表示してくれますが、検索した箇所(=キーワードで検索された対象箇所)は表示できません。複数ページのPDFファイルでは、必要な箇所探すのが大変です。
ダウンロードする必要がある
PDFファイルへのリンクをクリックすると、一旦PDFファイルをダウンロードしてそれを開くことになります。
容量の大きいファイルの場合は時間もかかります。
10ページあるPDFファイルでは、1ページ分だけ必要な場合でも、1ファイル(10ページ分)をダウンロードしなければなりません。
SEOの点で不利
GoogleなどのサーチエンジンはPDFファイルはインデックス(分類・記録)しますが、ページ単位ではインデックスしないので、検索結果に表示されるのはPDFファイルの1ページ目になり、目的のページにたどり着くには自力で探す必要があります。
ウェブサイトではPDFをどう使う?
PDFファイルは資料配付目的で公開する という使い方がベストです。
たまにHTMでページを作るのが面倒だからと、PDFファイルをページ代わりに利用しているサイトを見かけますが、これは間違った使い方です。
PDFファイルを公開する際は、リンク先がPDFファイルであることを明記しておくといいですね。
以前はPDFファイルを開くにはアドビリーダーが必要でしたが、最近はEdgeやChromeなどブラウザでPDFファイルを開けるようになっているので、リンク先がPDFである旨を明記しておけばOKです。
まとめ
便利な機能でも間違った使い方をすると、ウェブサイトの効果を下げることになります。
それぞれの特性を知って上手に使い分けていきましょう。
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“ウェブサイトとPDFファイルの良好な関係とは?” に対して1件のコメントがあります。