ブログを継続的に運用していくためにぜひやりたいのが 運用計画を立てる ということ。
思いつきや行き当たりばったりで更新していると、ネタ切れやモチベーションの低下で更新できなくなることがあるので、運用計画を立てることをおすすめします。
ブログの運用計画を立てる
ブログを始める際に検討した目的と運用方針をもとに、その目的を達成するために、どうブログを運用していくか、具体的なことを決めていきましょう。
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導入編 1:目的を明確に
あなたのお店や会社のブログの目的は何ですか? ブログをつくる際は、まずそのブログの目的をはっきりと決めましょう! ブログの目的を明確にする 「お店や会社の日常を伝えることで ...
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導入編 2:運営方針を決める
ブログの目的を決めたら、次は運用方針を決めましょう。 ブログの運用方針 ブログを運用していくに際し、ある程度の決まり事を作ることでスムーズな運用ができます。 主に決めること ...
計画立案のポイント
- 更新の頻度
ブログをどの程度の頻度で更新していくかをはっきりと決めます。
できれば毎週*曜日など、定期的な更新をするようにしましょう。 - 誰が更新するか
ブログの責任者と担当者を決めます。
複数のスタッフで記事を書く場合は、記事を書くサイクルや公開前のチェックなどの仕組みもきちんと決めておきましょう。 - 運用に使うシステム
上記で決めたことをスムーズに進めていくために何を使うかを決めます。
ノートやホワイトボードを使ってもいいですが、パソコンやインターネットを使ったサービスを利用するのも便利です。
エディトリアル・カレンダー活用のススメ
エディトリアル・カレンダーは、予定管理に使われるツールで、出版社などでよく使われているものですが、今ではウェブサイトやブログ、SNSなどを運用するお店や会社などでも使われています。
1年を通して定期的に更新し続けるための計画を落とし込むツールになります。
年間エディトリアル・カレンダー
1年を通したおおまかな計画を立てるためのツールです。
季節のイベントや、その業種・業界のイベントを書き出し、それにあわせてブログやウェブサイトではどんな展開をしていくかを決めていきます。
フジデンキではGoogleスプレッドシートやExcelで作った、下記のような年間エディトリアル・カレンダーを使用しています。
Excelで作成した年間エディトリアル・カレンダーは下記でダウンロードできますので、よろしければご利用ください。
エディトリアル・カレンダー
年間エディトリアル・カレンダーで決めたことをもとに、日々の運用のための計画を立てるツールです。
年間の計画からブログに掲載したいことを書き出してストックし、それをどのタイミングで記事にして公開していくかをわかりやすく管理できるツールを使いたいです。
複数のスタッフで運用する場合は、複数人で使えるツールが理想ですね。
フジデンキでは Trello というウェブサービスをエディトリアル・カレンダーとして利用しています。
Trelloはカンバン方式と呼ばれるタスク管理ツールで、リストの中にあるカードを別のリストに移動することで、進行状況を管理する・・・という使い方ができます。
複数のスタッフで運用する場合は各自がアカウントを持ち、記事(カード)単位で担当者を割り当てる機能もあります。
フジデンキのTrelloを利用したエディトリアル・カレンダーの使い方は下記のようになります。
- アイディア・・・ブログに書きたいことをストックする(ネタ帳)
- 編集中・・・アイディアから実際に記事にするものを移動し、公開日を決め、記事の編集作業にかかったものを置く
- 公開待ち・・・記事を作成し予約投稿してあるものを置く
- 公開済み・・・記事がブログで公開されたらここに置く(ある程度経過したものからアーカイブまたは削除する)
複数のスタッフで運用する場合は、1と2の間に 検討中 や、2と3の間に 掲載許可待ち といったリストを作っておき、検討や承認の機能を持たせるといいでしょう。
Trelloは無料で利用できます(より機能が使える有料プランもあり)ので、気軽に導入できます。
Trelloにはスマホアプリもあります。
iOS用
Android用
価格:0 平均評価:4.5(61,521 件)
継続運用に計画は欠かせません
ブログ(やウェブサイト、SNS)を継続的に運用するには、計画的に運用することがポイントです。
エディトリアル・カレンダーを使うことで、1年を俯瞰することができ、そこからブログに掲載すべき事が見えてくる・・・ので、ネタ切れなくブログの記事を書き続けることができます。
もし、ネタが切れそうになったら、エディトリアル・カレンダーをちょっと違った角度から見直してみると、新しいネタが生まれてくることがあります。
ブログの計画運用、そのためのエディトリアル・カレンダー活用をおすすめします。