インターネットでサービスを提供している無料・有料のブログサービスと、レンタルサーバーにインストールして使ういわゆる自前のブログサービスがありますが、お店や会社のブログを始める際は、どんなブログサービスを使えばいいでしょう?
お店や会社のブログはWordPressで!
結論から言います!
お店や会社のブログは、ウェブサイトがあるレンタルサーバーで、ウェブサイトのドメイン下に、WordPressをインストールしてつくりましょう!
このスタイルのブログのメリットは以下の通り。
- ウェブサイトのドメインを強化できる
ブログをウェブサイトと同じドメインで運用することで、ブログに良質な記事が掲載されればされるだけ、そのドメインの評価が上がり、ウェブサイト自体も検索サイトの評価を上げることができます。 - 自由度が高い
WordPressは利用者が多く、書籍やネットで得られる情報も多いので、様々なカスタマイズが可能です。見た目も機能も時代や好みに合わせて変化させていくことができます。 - 資産を安全に蓄積できる
他社が提供するブログサービスはサービスの終了や、規約違反による削除などの不安がありますが、自社で契約するレンタルサーバーにインストールして運用するWordPressブログなら、そういった心配をすることなく、長く安心して運用することができます。 - 広告が入らない
無料で提供されているブログサービスは、事業者が設定した広告が入りますが、自前のWordPressブログには広告は一切入りません。
WordPressとは?
世界のウェブサイトの27%はWordPressでできている(2016年11月時点) という調査結果があるくらい普及しているのがWordPress。
今ではCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)として、ウェブサイトを作成するプログラムとして認知されていますが、元々はブログをつくるプログラムとして普及してきました。
オープンソース(ソースコードを公開している)のプログラムとして配布され、無料で利用できるため、プログラム導入や維持にかかるコストはありません。
その魅力はなんといっても見た目を変えるテーマや機能を追加するプラグインの豊富さと、それを扱うための情報の豊富さ。
シンプルなブログから、大手企業のウェブサイトまでつくることができます。
ブログサービスの注意点
多くの芸能人などにブログを持たせるプロモーションが効果を上げたため、ブログ=アメブロ というイメージを持たれる方もまだいらっしゃると思いますが、アメブロは商用利用禁止です。
お店や会社を名乗ったブログでも日記的な内容ならOKですが、商行為(無料セミナーの案内なども含む)を行うと、予告なくブログを削除されるということもあります。
ブログサービスには規約がありますが、その中で商用利用禁止を明記してあるブログを使うのは危険です。
また、良質な記事をたくさん書いても、評価が上がるのはブログサービスのドメインであって、自社のドメインには何の影響もありません。
ブログサービスにはそのブログサービスのコミュニティがあり、そこから自分のブログにアクセスを集めやすいというメリットもありますので、サブブログ的なポジションで気楽に運用するスタイルのものはやってもいいでしょう。
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