運用編

運用編 7:WordPressのバックアップ

 

ブログのデータはレンタルサーバーにありますが、レンタルサーバーのトラブルなど、万が一の事態に備えてバックアップについても検討しておきましょう。

 

大手レンタルサーバーで発生したデータ消失!

2012年6月に大手レンタルサーバー事業者 ファーストサーバーで、メンテナンスのためのプログラムが原因でユーザーのデータが消えるという大事件が発生しました。
この時は、対象になったサーバーのデータがバックアップも含めてすべて消えてしまうという、前代未聞の事態で大きな話題になりました。

データ消失!あのとき、ファーストサーバになにが起こったか?

自分が作業中に誤って消すこともありますが、ブログやウェブサイトのデータを預けておくレンタルサーバー側でもトラブルがあれば、データ消失もあり得るということを理解していただけると思います。

 

WordPressのバックアップについて

データ消失に備えるにはバックアップをすることですが、これはいくつかの方法があります。

 

レンタルサーバーのバックアップ機能を使う

レンタルサーバーによっては、バックアップ機能を持っています。

例えば、エックスサーバーでは、RAID1によるミラーリングウェブやメールのデータは1日1回の自動バックアップで過去7日分保存データベースは過去14日分を自動バックアップ、というバックアップシステムが標準装備され働いています。

 

一般的な運用であれば、これだけのバックアップ機能があれば安心して運用できます。

 

・・・が、ファーストサーバーの事例のようなことがないとは言えないので、自分でバックアップすることも実施しておけばより安全です。

 

自分でバックアップする

WordPressの場合データは、FTPでアップロードしたウェブデータと、MySQLのデータベースのデータの2つがあり、それぞれをバックアップする必要があります。

個別にやると手間のかかる作業ですが、WordPressのBackWPupというプラグインを使うことで、ウェブデータとデータベースを自動で定期的にバックアップすることができます。

BackWPup - WordPress Backup Plugin

 

BackWPupの設定方法や使い方は下記の記事が参考になりますので、ぜひ参照ください。

図解でわかるWordPressの全自動バックアップ方法

BackWPUpで確実にWordPressのバックアップを取る方法

 

転ばぬ先のバックアップ

WordPressのデータもパソコンのデータも同様ですが、失った経験がないとその恐怖や事態の大きさ、復活させるまでの作業の大変さを実感することができないと思います。

しかし、今までコツコツと築き上げてきたブログやウェブサイトが一瞬で消えてしまう・・・ということはあり得るのです。

レンタルサーバーのバックアップ機能も頼りになりますが、本当の万が一に備えて自前のバックアップ体制を用意することもおすすめします。

 

 

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