WprdPressに限らずブログやウェブサイトのテーマやテンプレートなど、見た目を編集する作業をする際は、いくつか注意しなければならない点があります。
テーマ編集時の注意点
ブログやウェブサイトをつくろうとすると、作り手側はどうしても見た目を優先しがちです。
「こんなイメージで!」「こんなカッコイイデザインにしたい!」など、パッと見の姿ばかりに気を取られてテーマを選んだり編集すると、使いにくいブログになってしまいます。
テーマを編集する際は下記のことに注意して行いましょう。
文字と背景のバランスを考える
よくありがちなのが、イメージ優先でデザインして、文字と背景の色が近いものになってしまうという例。
下記はあるサイトの一部ですが、背景が黒のところに、赤い文字でレイアウトされています。
黒も赤も濃い色のために、背景に文字が埋もれてしまい、非常にわかりにくくなってしまいます。文字が小さいとさらに視認性は落ち、文字があることも見逃してしまう可能性があります。
文字の大きさを考える
今から15年以上前(Flashが全盛だった頃)は、見た目優先上等な時代で、小さい文字でつくるウェブサイトやブログが流行っていました。
中には「こんなの読めるかよ!」というくらい小さなアルファベットでメニューがつくられているものがあったり・・・。
しかし、その後ユーザビリティということが言われるようになり、ブログやウェブサイトの使いやすさ、見やすさが重視されるようになりました。
白い背景に黒や濃いめ茶など、落ち着いて見やすい文字の色で、さらうに文字サイズは大きめに設定したものが現在の主流です。
スマホでの使いやすさを考える
スマートフォンでの操作は指先でのタップです。
指はマウスポインタより大きいので、小さいメニューやリンクはタップしにくくなります。
スマホで表示した際にメニューやページの移動などの操作がしやすい表示になっているか、ということにも配慮しましょう。
すべては利用する相手のために
ブログやウェブサイトは、オーナーさんの自己満足作品ではなく、ユーザーに利用してもらうためのものです。
見やすく快適に操作して利用してもらえるブログ(サイト)が、ユーザーのためになるブログ(サイト)です。
Googleの評価基準でも、見た目はさほど影響しないと言われています。
古い規格でつくられているものは評価が下がりますが、きちんとした規格でつくられていれば、見やすくて使いやすく、ユーザーのためになる情報が掲載されているものを、きちんと評価してくれます。
ブログのテーマを選ぶとき、編集するときは、ユーザビリティに配慮するようにしましょう。