WordPressでブログをつくるためには、WordPressをインストールして使えるレンタルサーバーが必要になります。
すでにレンタルサーバーを契約し、ウェブサイトを運用されている方は、そのレンタルサーバーにインストールして使えますが、ここではWordPressやウェブサイト運用に適しているレンタルサーバーについてのお話しをしてみます。
レンタルサーバー選びのポイント 2017年版
高機能で高品質なサーバーが理想ですが、予算の都合もありますし、運用するウェブサイトの規模にあわせたサーバー選びをすることが大切です。
ここでは、お店や数十人規模の会社さんに向いているレンタルサーバー選びのポイントを上げてみます。
複数のWordPressサイト&ブログを作成でき管理しやすいこと
ウェブサイトとブログ、さらにはキャンペーンサイトやランディングページなど、複数のWordPressサイトやブログ、ウェブサイトを運用することが当たり前の時代になっていますので、それに対応した機能を持つサーバーが必要です。
複数のドメインが利用でき、複数のデータベース(MySQL)が使えることは最低条件です。
データベースはWordPressに欠かせないものですが、データベースの追加や削除、バックアップなどの管理がしやすいサーバーだと、管理が楽になります。
アクセスの増加に耐えられること
ウェブサイトやブログを始めた頃は問題になりませんが、認知されてアクセスが増加した際に、ウェブサイトの表示が遅くなったり、表示できなくなったりするようなことは避けなければなりません。
WordPressは記事を表示する際に、データベースと連携して動的に表示させるため、一般的なHTMLサイトよりサーバーに対する負荷は大きくなります。
アクセスがある程度増えても、サクサクと表示してくれるサーバーが理想です。
レンタルサーバーによっては、WordPressを快適に動かすことに配慮した仕様で提供しているところもありますので、サーバーを選ぶ際は、そういった点も検討材料にするといいでしょう。
独自SSLが安価に使えること
ウェブサイトの常時SSL化(HTTPS化)は標準仕様になりつつあります。
SSL化するにはSSL証明書を取得して設定しなければなりませんが、SSL証明書の取得には認証レベルによって年間数千円から数十万円の費用がかかります。
小規模サイトでは一番低い認証レベルのドメイン認証(DV)で充分ですが、レンタルサーバーによっては年間のレンタルサーバー代よりドメイン認証レベルのSSL証明書の方が高いということになる場合もあり、最近のサーバー選びではレンタルサーバーの料金とともに、SSL証明書の料金も大きなポイントになっています。
容量とメール等の機能
レンタルサーバーのディスク容量は、どの事業者もそこそこの容量を用意してくれているので、特に問題はないでしょう。
最近出てきたWordPressに特化したサーバーの中には、メールサーバーを提供していないサービスも存在するので、その点は注意が必要です。
一般的なレンタルサーバーといわれるサービスであれば、メールやFTPなども用意していますので、サーバーを選ぶ際はそういった点もあわせて確認しましょう。
おすすめのレンタルサーバーは?
フジデンキが現在おすすめするレンタルサーバーは、エックスサーバーです。
主な仕様
月額費用(X10プラン) | 900円(税別) |
ディスク容量 | 200GB |
データベース(MySQL) | 50個 |
マルチドメイン | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 |
バックアップ | 自動:サーバー過去7日分、MySQL過去14日分 |
独自SSL | 無料 |
メールアカウント | 無制限 |
FTP | あり |
エックスサーバーは著名なブロガーさんたちからの評判もよく、相当数のアクセスを誇るブログでもスムーズに表示することができるということで、他社からエックスサーバーに乗り換えるブロガーさんも多数いらっしゃるようです。
フジデンキでも数年前からX10プランで複数サイトやブログを運用していますが、とても快適で、問題が起きたことはありません。
最近、既存ユーザーもパワーアップした新サーバーへの引っ越しが可能にたったため引っ越しをして、さらに快適になりました。
独自SSLが無料!
エックスサーバーのもうひとつの大きな魅力が、独自SSLが無料で利用できる という点。
エックスサーバーの全プランで、ドメイン認証型のSSLが、無料でサイト数無制限で利用できるのです!他社では年間数千円から1万円以上かかる独自SSLが無料でりようできるのはうれしいですね。